8月3日(日)2回戦
12:10 東福岡8-1神戸弘陵(敷島総合公園多目的運動場)
得点者:木藤・増山・赤木(翼)・中島(賢)・小笠原(佳)・木藤・近藤・餅山
(マッチレポート)
東福岡は両SB・SHが広く高いポジションをとる4:3:3、対する神戸弘陵は4:4:2のダブルボランチのシステムでスタートする。立ち上がりは両チームともシンプルに相手DFの背後にボールを供給しセカンドボールを拾い合う展開となる。セカンドボールを的確に拾いマイボールにする東福岡がペースを握り始め、両SB・SHが広く高くファーストポジションをとりサイドを攻略し、幾度も決定的な場面を作る。徐々に神戸弘陵DFがややサイドに開き気味に開き始めると、中央のスペースをMF⑩中島、⑧山根、⑥近藤がフリーでパスを受け、中央突破または丁寧にパスを繋ぎリズムを作りながら多彩な攻撃を仕掛ける。対する神戸弘陵は東福岡DFが積極的にラインを押し上げる背後にFW⑩管、⑪入谷がスペースに飛び出しゴールを狙おうとするが、東福岡DF④加奈川、⑤小笠原を中心とするDFラインの堅実な守備により、なかなか決定的な場面を作り出すことができない。
終始ペースを握る東福岡が4得点を奪い、4-0と前半を終えた。後半、神戸弘陵は両SHを少し高いポジションに置きサイドから攻撃を仕掛けゴールを奪おうとするが、なかなかゴールを奪うことが出来ない。東福岡は後半に入ってもペースを緩めることがなく、ボールホルダーに多くの選手が関わることにより攻撃に厚みがあり、サイド攻撃や中央突破などから多彩な攻撃を仕掛け続け、ゴールを立て続けに奪う。
45分、神戸弘陵は何とかゴールを奪うことが出来たが、東福岡の圧倒的な攻撃力の前に8-1とゲームを終えることになる。攻守の切り替えの速さ、1stディフェンダーのアタックの質、攻守にわたり二人目以降の選手の関わり方で圧倒した東福岡の戦いが印象的なゲームであった。試合には敗れたものの、神戸弘陵の最後まで諦めず正々堂々と闘い抜いた姿を賞賛したい。
※大会公式記録よりマッチレポート部分を抜粋して掲載。なお、大会実行委員会から当HPへの転載許可をいただいております。