高校サッカー選手権大会・高校総体・高円宮杯プレミアリーグ・全九州大会・新人戦・福岡県リーグ等の速報・結果・予定・写真等を掲載。
アドセンス広告枠5

【観戦記】平成26年度全国高校総合体育大会サッカー競技大会(3回戦)

8月4日(月)3回戦
12:00 東福岡1-0山梨学院(韮崎中央公園芝生広場)

得点者:中島(賢)

(マッチレポート)
ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた東福岡と地元山梨学院の試合は、立ち上がりから球際の激しい試合となる。山梨学院は4:2:3:1、東福岡は⑦増山、⑪赤木の両SHがワイドに大きく張り出す4:1:4:1のシステムでスタート。長身FW⑨原をターゲットにしたロングボールから積極的に裏のスペースを狙っていく山梨学院。それに対して東福岡は、丁寧にボールをつなぎ、6分に⑪赤木、11分と12分に⑦増山が立ち続けにサイドから突破を図る。効果的なサイド攻撃をしかける東福岡だが、山梨学院は最後のところで体を張り、落ち着いた対応を見せる。奪ったボールを保持したい山梨学院だが、東福岡の攻守の切り替えの速さからボールをつながせてもらえない。カウンターからチャンスを見出したい山梨学院は、⑨原の高さを生かしながら攻撃をしかけるも、フィニッシュの精度を欠きゴールを割ることができず、スコアレスで前半を折り返す。
後半、山梨学院はスタートから右SH⑮田中に代えて⑪伊藤を投入する。後半、立ち上がりから流れをつかんだのは東福岡。左SB③末永が鋭い出足から高い位置でインターセプトし、ゴール中央⑨木藤へつなぎチャンスメイク。最後は⑨木藤の落としたボールを⑩中島が落ち着いて決め38分に東福岡が先制する。リードを許した山梨学院は、⑨原の高さと⑪伊藤のスピードを生かしたいが、東福岡のCB④加奈川を中心とした組織的な守備陣を突破できない。その後も東福岡が猛攻をしかけ、疲れの見え始める山梨学院を攻めたてるが、フィニッシュの精度を欠き、ゴールを決めきれない。67分、東福岡の猛攻に耐えていた山梨学院は、後半途中からFWにポジションを移していた⑪伊藤が左サイドを切り込み、⑨原にクロスボールを供給する。中央でシュート体制に入っていた⑨原が後ろから倒され、PKを獲得。しかしこのPKを東福岡GK⑭脇野が止め、東福岡が1-0で勝利した。敗れた山梨学院は何度も決定機を作りながら、チャンスを決めきれなかったフィニッシュの精度を改善し、次戦に臨みたい。

※大会公式記録よりマッチレポート部分を抜粋して掲載。なお、大会実行委員会から当HPへの転載許可をいただいております。
※試合を観戦のうえ、大会公式記録のマッチレポート内で誤りだと判明した部分は一部修正を行っております。

アドセンス広告枠3
アドセンス広告枠4

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事